即時義歯とはどのようなものか
2017年2月12日
歯が外からの衝撃で部分的に欠けてしまったり、虫歯が進行してしまった場合は抜歯することがよくあります。抜歯するかどうかは歯科医が歯の内部を慎重にチェックして判断することになりますが、抜歯後のことを考える必要があります。抜歯後には、その部分だけ歯がなくなることになるため、見た目が大きく変化することになります。歯が抜けてすっぽり空いた穴が気になる方も多いはずです。そのような時のために即時義歯と呼ばれるタイプの入れ歯があります。これは抜歯する前に歯の模型をとっておいて、模型上で抜歯後の状態を再現して入れ歯を作る方法で、1日で完成してしまう優れものです。歯科医に通った当時中に入れ歯が完成するため、歯が抜けて見た目が変わった状態で生活するのを回避することができます。また即時義歯を装着すると、抜歯後の傷口を保護する効果が見込めるため、治癒が早くなるメリットもあります。
しかも即時義歯は保険適応ですので、経済的な心配をする必要がないという大きなメリットもあります。歯の外観を重要視する方には重要なものとなります。ただ抜歯後は歯茎が下がり、歯の型も変化します。即時義歯が歯に合わなくなることもあるので、再度義歯を作り直すケースもあります。保険適応で義歯を作るには半年で1つまでとなっているため注意が必要です。また抜歯直後に即時義歯をはめると痛みを感じる人もいるため、歯医者に痛み止めを出してもらうのを忘れないようした方が安心できます。
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