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ノンクラスプデンチャーの特徴

2017年3月4日

ここ最近でよく耳にするようになったのが、ノンクラスプデンチャーという言葉です。カタカナですとわかいにくい用語ですが、単純にバネを使わない入れ歯のことを指しています。以前まではクラスプというバネを使って義歯を作るのが主流でしたが、最近は新素材を活用した義歯が自費診療で人気です。バネなしの義歯を作るメリットは複数あります。まず第一に美的価値が高い点が挙げられるでしょう。従来のバネは外から見えるため、見た目があまり良くない印象を受けるものでした。しかしノンクラスプデンチャーならバネが見えないため、入れ歯をしていることもわかりにくくなっています。さらにバネは金属でできていたのですが、ノンクラスプデンチャーのように樹脂製に置き換えることで、金属アレルギーの人で安心して装着できるようになりました。食べ物の味が気になる人もいますが、樹脂製は無味となっています。ただノンクラスプデンチャーの義歯を作るには、いくつかの制限事項もあります。まずアンダーカットと呼ばれる留め具を引っ掛ける部分が必要だという点です。総入れ歯の方は難しいということになります。また樹脂からなっているため、市販の洗浄剤を使って手入れすることは禁止されています。また割れにくいメリットはありますが、その分微調整がしにくいというデメリットもあります。現在はバルプラストと呼ばれるノンクラスプデンチャーが有名ですが、製造国が中国の場合と国内産の場合があるので、生産国が気になる方は国内産を選択すると安心して使用できます。

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