自費義歯と保険義歯の違い
2017年3月8日
自費義歯と保険義歯の最大の違いは、使用する素材の違いということになります。保険義歯の場合、歯と床の部分の素材はプラスチック製に限られてしまいますが、自費義歯の場合には樹脂やシリコン、金属など様々な素材の中から最も適したものを選択できるため、バリエーションが大きく広がります。
保険義歯を使用する上で一番のメリットは、治療費を圧倒的に安く抑えることができるという点です。保険の適用が可能か不可能かによって治療費は非常に大きく変動するため、安く入れ歯を作りたいという方は保険義歯を選択されます。ただし、安いからといって決して粗悪なものではありませんし、使っている途中で破損してしまった場合にも修理をしやすいということもメリットの一つです。
自費義歯は保険義歯と比較して治療費が高くなってしまうデメリットがありますが、その代わりにフィットしやすく、食べ物の味を損ないにくい入れ歯を作ることができます。また、金属を使用せずに作ることも可能となっていますから、大きく口を開けても他人から入れ歯であることが悟られにくくなるというメリットも持っています。装着時の違和感も少なく、外れにくいということも特徴の一つです。
自費義歯と保険義歯のどちらを選択するかは、それぞれの患者さんの好みや予算によって変わってきます。どちらにもメリットとデメリットがありますから、歯医者で事前にしっかりと相談を行った上で納得のいく方式を選択してください。
カテゴリー:未分類