入れ歯安定剤の使い方
2017年2月16日
入れ歯を使っている方の声で多いのが、食べカスが挟まるといった不満やサイズが合わなくてガタガタしてしまうといった不具合によるものです。特に下側の歯をすべて義歯に入れ替えている方は、ズレが生じやすい傾向にあります。義歯は毎日使うものなので、少しでも違和感があれば気になるのは当然のことです。もちろん歯医者に行って診てもらうのがベストな選択ですが、あまりにも頻繁に歯科医に通うのは大変です。そこで登場するのが、義歯を接着するための入れ歯安定剤です。うまく義歯を安定させることができればストレスが少なくなりますし、人と話している時に突然義歯が外れるというような余計な不安を抱えずにすみます。入れ歯安定剤には大きく分けて4つのタイプがあります。粉末、クリーム、シート、クッションの4つです。まず義歯が少しだけズレる感覚のある人は粉末タイプがオススメです。粉をふりかけて水分を含ませるだけで接着剤として働きます。香料つきタイプですと食事の味に影響するので香料無添加タイプを推奨します。次にクリームタイプですが、水分を拭き取ってから、数カ所にクリームを塗りわけ、後は装着して押さえつければ完了です。またシートタイプはテープのような形状をしており、このテープを義歯に貼り付けるだけです。簡単で便利ですので携帯用に向いています。最後にクッションタイプですが、指で適量を塗り伸ばすだけです。ただし金属製の義歯には使用できないので注意が必要です。クッションタイプの粘着力は強力で数日間は持つので、何らかの理由でしばらく義歯を外せない人に適していると言えます。
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