合わない入れ歯を使い続けるとどうなるのか?
2017年2月7日
歯科医院で入れ歯を作ってもらったけれど、なんとなく合わない…そういった方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、入れ歯は、多少の違和感や痛みがあって当たり前と思い込んでいる方も意外と多いです。このため、多少の痛みなどは我慢して使い続けている方もいるようです。
合わない入れ歯を使い続けると、どうなるのでしょうか。
元々、入れ歯はお口の中の状態に合わせて、少しずつ調整を繰り返していく必要があります。作成して終了というわけではなく、その後も歯科医院で、メンテナンスをする必要があります。
調整を繰り返すことで、体の一部のように違和感なく使い続けることもできます。
しかし、調整をしてもどうしても入れ歯が合わない…そういったこともあります。
合わない入れ歯を使い続けていると、周辺の健康な歯にまで影響を及ぼしてしまうこともあります。健康な歯へ負担がかかってしまい、健康な歯の寿命までが短くなってしまうことにもなるのです。
また、入れ歯がきちんとフィットしていないということで、粘膜に異常が現れたり、歯茎に異常が現れたりすることがあります。口内炎などの原因になってしまい、ものがきちんと食べられなくなってしまうこともあります。
本来ならば、均等に噛む力があるのですが、入れ歯が合わないせいで、きちんと均等に噛めないことになります。こうなると、顎関節にも負担がかかってしまうこともあるようです。
合わないものを使い続けることで、色々なリスクが生じるのです。
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