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入れ歯でも定期検診は必要なのか?

2017年2月23日

入れ歯をしている人が、どうすれば良いのか迷ってしまうのが定期健診ではないでしょうか。入れ歯なので、普通に生えている歯とは異なり、虫歯になることはありません。しかし、入れ歯を使うことによって、食べ物のカスが歯茎の辺りにたまりやすくなったり、口内炎になりやすくなるケースもあります。特に義歯を使い始めの頃は型のサイズが合わないことも多く、サイズの微調整が必要になります。最初の頃は3ヶ月位で定期健診に行くほうが安心できると言えます。また義歯によって口腔内の粘膜がダメージを受けたり、頬を歯で噛んでしまうようになると、炎症も起こりやすくなります。そういったリスクを考慮して、念には念を入れて歯科検診を受けることを推奨します。また義歯の材質で保険適応であるレジンをを使用している場合は、特に検診が大事になります。レジンはプラスチック製なので、他の金属製の材料と比べて、割れたりヒビが入ったりしやすいからです。レジンは耐久年数が短いため、定期的に歯医者で細かいところまでチェックしてもらった方が良いです。あまりにも多くレジンが割れるのであれば、シリコン製や金属製に置き換えることも検討する必要があります。あとは虫歯や歯周病の検査として年1回くらいは検査した方が、治療時の回復が早くなります。歯周病は歯磨きの仕方を変えることによって予防しやすくなるため、歯の磨き方の指導を受けることも大切です。面倒だとは思っても、やはり将来のことを考えて定期的に検診を受けたほうが後で後悔せずに済みます。

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