就寝時は入れ歯を外す必要があるのか
2017年2月21日
入れ歯をしている人であれば一度は疑問に思った事があるのが、夜就寝する際に入れ歯は外すべきかどうか、ということです。一般的には就寝する際には入れ歯を外すよう指導する歯医者が多いですが、それにはきちんと理由があります。まず一つは、就寝中に口内の細菌が増えるのを防ぐためです。就寝中は起きているときに比べて唾液の量がへり、どうしても細菌が繁殖しやすくなります。朝起きた時に口内がべとついたり、においが気になるのは細菌が原因です。入れ歯の場合、最近が付着するのを防ぐためにも就寝中は外した方がいいです。また入れ歯を外すことで、歯茎やあごを休ませることができます。入れ歯が口内にあたって口内炎ができるのを防止するという意味もあります。今は部分入れ歯も小さくできるようになりました。特に入れ歯は高齢者が使用するというイメージがあるように、年配の人が使用する傾向があります。小さな入れ歯を就寝中に誤飲してしまっては大変なので、安全のためにも外して眠ることをおすすめします。しかし場合によっては歯科医師から夜も入れ歯を付けて眠るように指示される人もいるので、事前によく歯医者で確認しておくことをおすすめします。また就寝中に入れ歯を外す時には、保管方法にも注意しなければなりません。乾燥すると入れ歯は割れたり、変形する恐れがあります。水や洗浄剤につけておき、ひび割れや変形を防ぐことが大切です。保管方法も丁寧にすることで、長く入れ歯を使うことができます。
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